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『おちゃのこネット』で行うSEO対策【セレクトショップのECサイト運営】

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こんにちは、EC村長です。

ネット通販で年商1億円を目指す小さな小売店を運営しています。



村人A

村長~!おちゃのこネットでサイト制作しているんだけど検索に引っかからないよ!

上位表示される為に村長がしていることを公開していくね!

EC村長



売上を伸ばしていくにはアクセス数を増やす必要があります。

アクセス数とは、サイトを訪れた人数のことです。

アクセス数を増やすには、Googleの検索エンジン(SEO)、InstagramなどのSNS、広告などが考えられます。

アクセス数を増やす施策はいくつかありますが、今回はおちゃのこネット』で行うSEO対策を解説していきます。



村長が実際にしているSEO対策になりますので、コピペして頂ければそれなりの効果はあるのではないかと思います。

おちゃのこネットでのSEO対策が分からない、おちゃのこネットでサイトを制作したけど集客に悩んでいる、おちゃのこネットで製作したサイトが売れない、そういった方に読んでいただきたい内容になっています。

当てはまる方は、ぜひ最後までご覧ください。



こんな人に読んでほしい

おちゃのこネットのSEOについて知りたい

・アクセス数を増やしたい

・ネット通販でもっと売上を伸ばしたい



EC村長

SEO対策は無料でできる対策だから、ぜひ設定してみてね!



SEO対策とは

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化という意味です。

Googleなどの検索エンジンの検索結果に自社のサイトが上位表示されることで、アクセス数を増やし、売上の増加につなげるために行う対策のことになります。



基本的な考え方としては、役に立つ情報が掲載されたコンテンツ(商品ページ)を作り続けるということが上位表示への近道になります。

メーカーサイトで説明されている文章をコピペするのではなく、お客様の目線に立った買える商品ページを制作することが求められます。



村人A

役に立つ商品ページを作るんだね!

お客様の疑問や不安がなくなるような商品ページが理想だよ!

EC村長





検索エンジンへの登録

SEO対策でまず行うのは『検索エンジンへの登録』です。

GoogleやYahooなどの検索エンジンに早期に掲載されるためには、ご自分で検索エンジンに登録する必要があります。



検索エンジンは大きく分けて2つあります。

GoogleとBingです。(Yahoo!はGoogleの検索エンジンを使用しています。)



Google検索エンジンにサイト登録するには、Google Search Consoleを使用します。

Bing検索エンジンにサイト登録するには、Bing Web マスター ツールを使用します。

登録方法の説明は省きますが、どちらも無料で登録できますので登録することをお勧めします。



村人A

サイトを作ったらまずは検索エンジンに登録をするんだね!



サイト全体のSEO対策

それでは、おちゃのこネットでの設定に入っていきます。

まずはサイト全体のSEO対策から説明していきます。



SEO(メタタグ)全体設定

メタタグとは、HTMLで使用されるタグの1つで、検索エンジンにサイトの情報を伝えるために使用します。



SEO(メタタグ)全体設定

管理画面 > マーケティング > SEO(メタタグ)全体設定



タイトル、ディスクリプション、キーワードを設定していきます。



タイトル

タイトルはブラウザのタブに表示されます。

検索結果の上位に表示されるためにショップ名よりも重要なキーワードをなるべく文頭に記載します。



EC村長

村長はブランド名で検索上位を狙っているから『ブランド名,ブランド名,ブランド名,店名』みたいに設定しているよ。



ディスクリプション

ディスクリプションはサイトの説明文になります。

検索結果で表示された際のにサイトの説明として表示されることもあります。



重要なキーワードをなるべく文頭の近いところに記載し、サイト閲覧者の興味が湧くような内容にするのを心掛けてください。

サイト上では表示されませんが、SEO対策では重要な部分ですので設定してください。

長すぎず短すぎない、1~2行ほどの文章がお勧めです。



EC村長

村長は『ブランド名、ブランド名、ブランド名をセレクトしています。○○市のセレクトショップ■■です。』みたいにしているよ!



キーワード

サイトに関連するキーワードを記載します。

こちらもサイト上には記載されません。



キーワード部分はキーワードとキーワードの間を半角カンマでつないで記述していきます。

Googleがキーワードを検索順位決定の要素に使用しないと公式に発表しており、キーワードを多く詰め込むことで、逆にスパムと判断される可能性があります。

文字数が多すぎる、同じようなキーワードを羅列している、などの設定は避けた方がいいと思います。



EC村長

村長は『ブランド名、ブランド名、ブランド名』にしているよ。



SEO(メタタグ)個別設定

メタタグの全体が終わったら次は個別ページのメタタグを設定していきます。

カテゴリページやグループページ、フリーページのメタタグを設定します。



SEO(メタタグ)全体設定

管理画面 > マーケティング > SEO(メタタグ)個別設定



SEO(メタタグ全体設定)と同様にタイトル、ディスクリプション、キーワードを設定していきます。



EC村長

細かい部分だけど無料でできる部分だからしっかりと設定しよう!



商品ページのSEO対策

全体設定の次は商品ページのSEO対策になります。

商品ページの作り方は下記ページをご覧ください。



こちらの記事もチェック!



商品ページの作り込みと見出しタグやalt属性などの設定方法について説明します。



見出しタグ

まずは見出しタグです。

見出しタグは目次の役割をしており、お客様と検索エンジンに商品ページの構成を正しく伝えるために使用するタグになります。



見出しタグはh1、h2、h3、h4、h5、h6があり、h1の次に来るのはh2、h2の後に来るのはh3というように順番を守らなければいけないというルールがあります。



見出しタグ

管理画面 > 商品管理 > 商品一覧 > 新しく商品を登録する> 説明 > HTMLエディタモード



村長は、『商品の簡単な説明』、『メーカーサイトの説明』、『生地』、『各ディティール』、『サイズ感について』、『商品の注意事項』、『サイズ表記』といった順で写真と説明を交互に配置しています。



例えば生地を説明する部分にh2タグで『チノクロス』として、下に生地の説明を書きます。

説明後に画像を置き、h2タグで『ファスナー』などのディティールの説明に続いていきます。



EC村長

見出しタグを設定していない商品ページが多いから、適切に設置するのをお勧めするよ!



画像の軽量化

SEO対策で重要な点の一つにページの表示速度があります。

ページの表示速度が遅くなる要因の一つは画像の容量です。



画像の容量を減らすことにより、ページの表示速度が速くなり離脱率低下やSEO対策に繋がります。

画像の容量を減らす手順は下記になります。



画像容量を減らす手順

① 画像をペイントで開き、画像サイズの横幅を800pxに指定して保存。

② 画像を『TinyPNG』という画像圧縮ツールで軽量化する。



おちゃのこネットのシステム上、1画像あたり200kbまでアップロード可能です。

200kbを超える画像は自動圧縮されるか、アップロード不可となります。



200kbを超えた場合、正方形の画像は自動圧縮で800pxにサイズ変更されますが、縦長の画像は縦が800pxにサイズ変更されるので横は思っているよりも小さくなる可能性があります。



長い辺が800pxに自動でサイズ変更されることを覚えておいてください。

200kb以下でアップロードする画像はそのままのサイズで表示可能です。



EC村長

TinyPNG』を使って200kb以下の画像になればOKってことだよ!



alt属性

画像のalt属性は、『この画像はこういう画像です。』という画像の名前のようなものになります。

画像が表示されなかった場合にalt属性で設定したテキストが表示されます。



また、検索エンジンのクローラーに画像の内容を伝えることができるので、画像検索の際のSEO対策にもなります。

画像検索でのECサイト流入も見込めるので、忘れずに設定したい項目です。



alt属性

管理画面 > 商品管理 > 商品一覧 > 新しく商品を登録する> 説明 > HTMLエディタモード



HTMLエディタモードを開き、画像追加のファイル選択から画像を追加します。



見出しタグ

追加した画像を右クリック > 画像の挿入/編集 > 画像の説明



画像の説明部分がalt属性になります。

この部分に画像の説明を入れてalt属性の設定は完了です。



EC村長

村長はalt属性にブランド名や商品名を入れているよ!

商品名と写真で説明したいところまで記述すると良いかもしれないね!



画像よりもテキスト

SEO対策を言い換えると、検索エンジンのクローラーに商品ページの作り込みを分かってもらう作業ということになります。

たまに商品の説明を全て画像で表現しているサイトがありますが、SEOの観点からすると宜しくありません。

画像の内容はalt属性からしか判断ができないからです。

ですので、画像の中でいくら商品を説明してもSEO対策ではあまり意味がありません。



EC村長

商品の説明はテキストで行い、見出しタグを適切に設置し、画像にはalt属性を忘れずにつける。

これが重要だよ!



商品ページのSEO欄

次は商品ページ内にあるSEO部分の説明です。



見出しタグ

管理画面 > 商品管理 > 商品一覧 > 新しく商品を登録する> SEO



タイトル、ディスクリプション、キーワード、キャッチフレーズの項目があります。

タイトル、ディスクリプション、キーワードは、全体設定と同じ要領で埋めてください。



タイトルは商品名、ディスクリプションは商品の説明、キーワードはブランド名などです。

キャッチフレーズ欄はh2タグでブランド名と商品名を入れると良いと思います。

この部分に何も記載していないとSEO(メタタグ)全体設定で設定した内容が表示されます。



EC村長

村長はキャッチフレーズ欄にh2タグで商品名を記載しているよ!



村長のリアルなアクセス数

以上が、村長のSEO対策になります。

このやり方でずっとサイト運営をしています。

このやり方を継続した『Google Search Console』のリアルな数字を発表したいと思います。



検索パフォーマンス



直近3カ月間の検索パフォーマンスになります。

合計クリック数が3.37万、合計表示回数が80.3万になります。



グラフを見るとやや下がり気味になりますが、これは今年に入り取扱いブランドの商品展開数を少なくして在庫を縦に積むという戦略を実施しているからだと推測しています。





ページのインデックス登録



直近3カ月間のページのインデックス登録になります。

未登録が7.95万、登録済みが1.2万になります。

現在販売している商品ページ数は500ページくらいです。



登録済みの1.2万には完売している商品ページとフリーページ、内部ブログの記事が含まれます。

未登録の7.95万は販売が終了して非表示にしている商品が含まれています。

おちゃのこネットを13年間続けてきて蓄積されたページ数です。



リンク



外部リンクと内部リンクの数になります。

外部リンクの数値ですが、海外のスパムサイトに大量のリンクを貼られていますので参考になりません。

アクセス拒否などで対応していますが、対応しても次から次にリンクが貼られ改善があまり見られないのと、検索順位も落ちないのであまり気にしていません。

内部リンクはサイト運営を続けていくと増えていきますので、参考程度にお考え下さい。





まとめ

今回は『おちゃのこネット』で行うSEO対策について解説しました。

ポイントは以下の通りです。



『おちゃのこネット』で行うSEO対策

・メタタグを設定する

・見出しタグの設置

・画像の軽量化を図る

・画像のalt属性を設定する

・テキストで説明をする

・タイトルやディスクリプションを設定する



今回説明したことは村長が実践しているSEO対策になります。

これが本当に正解かはわかりませんが、村長はこれが正解だと思っています。

SEO対策は年々アップデートされて変わっていきますので、分からないことがあった時にはネット検索したり、本を読んだりして勉強していくのも良いと思います。



EC村長

テクニック的なことも説明したけど、一番重要なのは良質なコンテンツを作り続けていくことだよ!

お客様目線で買える商品ページを制作していってね!



以上、村長でした!



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