
こんにちは、EC村長です。
ネット通販で年商1億円を目指す小さな小売店を運営しています。
村長~!セレクトショップって未経験でも開業できる?
開業はできるけど注意点もあるから、未経験者がセレクトショップを開業する際の注意事項を解説していくね!
セレクトショップとは商品を仕入れて販売する小売業のことを指します。
洋服の小売業は食品のように賞味期限もなく、『仕入をして販売をする』という単純な仕事ですので、参入障壁が低く、誰でもできるように感じてしまうと思います。
簡単そうに見えるのが、セレクトショップの良いところでもあり悪いところでもあります。
セレクトショップで働いた経験がなくてもセレクトショップを開業して運営はしていけますが、全体像が把握できていないと最初からつまづくので苦労すると思います。
今回は、未経験者がセレクトショップを始めるときの注意事項を解説します。
未経験者でもセレクトショップを始められるか知りたい、セレクトショップ開業について知りたい、セレクトショップの仕事について知りたい、そういった方に読んでいただきたい内容になっています。
当てはまる方は、ぜひ最後までご覧ください。
セレクトショップの開業手順は下記の記事でもまとめているよ!
ちなみに村長は未経験で起業したよ!
村長の経験を解説していくね!
セレクトショップの仕事

セレクトショップの仕事には大きく分けて4つの項目があります。
『仕入』、『実店舗販売』、『ネット販売』、『経理』です。
この4つをすべて自分で行います。
『仕入』、『実店舗販売』、『ネット販売』、『経理』だね!
この4つ全てを最初は自分ひとりでするよ!
一つずつ解説していくね!
仕入について
仕入先との契約

商品の仕入れは仕入先と契約をするところからがスタートです。
ブランドによっては、バッティングやコンセプトが合わないなどで契約ができない場合もあります。
また、最低仕入金額などのミニマムが設定されている場合があります。
仕入の具体的な契約方法は下記になります。
電話で交渉する

取り扱いたいブランドやメーカーまたは多数のブランドを卸している代理店に直接電話をして交渉する方法です。
どこで店舗をしているのか、店のコンセプト、取扱いブランドなどを説明し、お互いの条件が合えば取引の契約になります。
取り扱いブランドから紹介してもらう

この方法は開業する段階では使えませんが、すでに取り扱いをしているブランドから紹介してもらうという方法もあります。
ある程度、取引を重ねていくとメーカーとの信頼関係ができてきます。
そのブランドである程度の年間取引額があり、良い関係を築けていればブランドを紹介してもらえる可能性があります。
人気ブランドは紹介でなければ取り扱えないことも多いので、良い関係が築けるように努力していくことをお勧めします。
合同展示会へ行く

取引したいブランドやメーカーが合同展示会に参加している場合があります。
その合同展示会へ行き、直接交渉をするという方法もあります。
合同展示会に参加しているブランドやメーカーは新規取扱店を募集している場合が多いです。
実際に営業担当者に会って直接交渉ができるので、ブランドの特性や売れ筋商品、別注の制作の可否など、電話では聞きにくいようなことも話せる可能性があります。
卸サイトを使う

卸サイトを使用するのもお勧めです。
卸サイト大手の『NETSEA』やSUPER DELIVERY (スーパーデリバリー)など商品の仕入れができる卸サイトというものがあります。
ECサイトでお買い物をするかのように様々なジャンルの商品を仕入れることが可能です。
無料会員登録をすると卸価格を確認することができるので、選択肢を広げるという観点から見ても会員登録をしておくことをお勧めします。
村長も開業したばかりの頃は仕入サイトにかなりお世話になったよ!
下の記事に仕入サイトのことをまとめているから見てみてね!
売上計画と仕入予算

仕入先と契約ができたら次はオーダーです。
セレクトショップのオーダー時期は春夏1回、秋冬1回の年2回が基本です。
細かい追加オーダーはその都度行えますが、メーカーが在庫を抱えていないと再入荷ができませんので、大きくオーダーできるのは春夏と秋冬の展示会オーダー時期のみとなります。
半年間でどのくらいの売上を想定するかで仕入金額が変わってきます。
例えば、半年で売上1000万円を想定すると、半年分の仕入金額は掛け率60%の場合は600万円になります。
実際には仕入れた商品が全て完売する訳ではないので、売上1000万円を目指すのであれば600万円よりも少し多めに仕入れを行う必要があります。
半年分の売上を予測して仕入れるって難しいね。。。
年2回オーダーのブランドは適正な仕入をするのがすごく難しいから、再入荷を繰り返せるメーカーと取引するのをお勧めするよ!
再入荷

売上の作り方には、仕入れた商品を完売させて次の商品を仕入れるという方法と、売れた商品の再入荷を繰り返すという方法があります。
ブランドの特性や売れ筋が分からない状態で、半年分の売上を予測してオーダーするのは難しいと思う方がほとんどだと思いますので、再入荷を繰り返すことができるメーカーと契約するのもお勧めです。
再入荷を繰り返すことができるメーカーと取引をすると、各サイズ1枚ずつ入荷させて、売れたら再入荷するという流れができますので在庫リスクを抑えることができます。
売れたら再入荷するんだね!
売り切りのブランドと再入荷するメーカーを使い分けていくのがお勧めだよ!
実店舗販売について
接客

お客様がご来店されたら接客をします。
売れる接客と売れない接客があるという方もいらっしゃると思いますが、村長は接客の良し悪しで売上が大きく変わらないと思っています。
お客様は商品を買いに来ているので、商品のことを説明して『この商品を買って大丈夫か?』というお客様の不安を解消するのが接客です。
接客は自分の人柄が出るので、ある程度の商品の知識と自分自身が優しい人間であれば、未経験者でも接客に問題はないと思います。
村長が考えるセレクトショップの接客は下の記事でまとめているよ。
ディスプレイ

商品が入荷したらディスプレイをします。
ディスプレイとは商品の陳列のことです。
お客様が入店してからの動線を考えて、どこに何を陳列するかを考えます。
お洒落で見やすくて手に取りたくなるように陳列していきます。
店舗全体の商品の配置や売れる売り場作りのことを『ビジュアル・マーチャンダイジング(VMD)』といいます。
未経験者でもディスプレイはできますが、よりロジカルに突き詰めていきたいのでしたら書籍などで勉強してもいいと思います。
裾上げ

ご購入頂いたパンツの裾上げもセレクトショップの仕事です。
裾上げにはミシンが必要ですので、ミシンを購入する必要があります。
ミシンにも種類があり、家庭用、職業用、工業用がありますが、セレクトショップで使うミシンは工業用が一般的です。
ジーンズはチェーンステッチで裾上げしたい方が多いのでアメカジショップなどはチェーンステッチのミシンも購入を検討する必要があります。
ミシンは高額ですので近年では裾上げに対応していないセレクトショップも増えてきていると思います。
未経験者の方はミシンを使うのは難しいと思いますので、ミシンが使える人に教わるか、ミシンを購入する店舗の方に指導してもらってください。
ネット販売について
写真撮影

ECサイトやSNSに使用する写真を撮影します。
撮影にはカメラが必要です。
村長が使用しているカメラは『CANON EOS 6D』になります。
今はもっと良い機種が発売されていますので、次に買うとしたら『EOS 6D Mark II』か、上位モデルの『EOS 5D Mark IV』あたりかなと思います。
スマートフォンのカメラでも代用は可能ですが、写真の良さは売上を左右する非常に重要な項目ですので、早い段階でカメラを購入することをお勧めします。
写真はだれでも撮影することができますが、購買意欲が湧いて分かりやすい写真を撮るのは自学研鑽が必要です。
機材を購入したあとにトライ&エラーを繰り返して上手くなっていくと思います。
商品ページ作成

写真を撮影したら商品ページの作成です。
商品ページの制作はASPカート毎に異なると思いますが、できる範囲で分かりやすく買いやすい商品ページを制作することが目標となります。
売れる商品ページの考え方は下の記事で解説していますのでご覧ください。
村長は『おちゃのこネット』を使っていますが、その他のASPカートは下の記事で解説しています。
商品ページの作成も慣れると誰でもできるので、未経験者でも問題なくできる仕事になります。
発送業務

注文が入ったら発送業務を行います。
発送業務は未経験者でも問題なく行うことができます。
受注確認メールを送信し納品書を印刷して商品を準備。
梱包をして配送伝票を貼り付けて運送会社に渡します。
発送メールを送信して発送業務は終了です。
この他に決済完了しているか確認をしたり、配送先の変更や商品の変更などの連絡が来た場合に適宜対応していくという流れになります。
ネット通販のお客様は店舗の良し悪しを配送スピードと梱包で評価する傾向が強いです。
最短日に到着するよう発送することと、綺麗な梱包を心掛けるのが重要です。
お問い合わせ対応

ネット通販は注文数が増加するにつれ、お問い合わせの件数も増加していきます。
お客様の質問を理解し、出来るだけ早く簡潔に回答することが求められます。
長年、ネット通販のお問い合わせを対応していると同じようなお問い合わせが多くなります。
お問い合わせで多い質問や、困ったお問い合わせの対応の仕方などは下の記事にまとめています。
経理について
自分で経理をする

日々の事務作業に経理があります。
売上、仕入、経費などを会計ソフトに入力し、確定申告書を制作するのが目的です。
会計ソフトは税務署でもお勧めしている『弥生会計』がお勧めです。
クラウド会計ソフトであれば無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」がお勧めです。
簿記の知識がない方でも簡単に記帳ができるよう設計されています。
地域によっては開業届けを税務署に提出する際に、記帳指導として一年間無料で税理士さんが指導してくれる場合もあります。
事業開始時点から税理士さんにお願いする方もいるかと思いますが、始めはご自分で記帳をして確定申告をされることをお勧めします。
経理のことや自分の店舗の数値が理解できていないと、事業自体が伸びていきません。
売上や仕入、経費の記帳をしていると実際の数値が頭に入り、改善点が分かるようになってきます。
事務作業が苦手な方もいらっしゃると思いますが、経理はだいたいの方が未経験でスタートしますのでぜひご自分で記帳をしてください。
税理士事務所と契約する

自分で記帳をして確定申告もできるようになると、経営者として一つレベルアップしたように感じます。
次は税理士事務所と契約するタイミングです。
税理士事務所と契約するタイミングは、『記帳をしている時間がない』、『税金が高くなってきた』の2つです。
記帳をしている時間がない

経理の知識があってや何度か確定申告書を自分で作成していることが条件となりますが、記帳している時間を営業活動に使った方が売上が上がると判断したときが税理士事務所との契約を考える時です。
記帳に慣れてくると、『この時間で売上を作れるのでは?』という考えになります。
売上規模にもよりますが、月3~5万円で記帳代行もしてくれるので事務員を雇ったと思うと費用対効果が高いのではないかと思います。
税金が高くなってきた

税金が高くなってきたと感じたら税理士事務所と契約するタイミングです。
事業活動が好調になると税金は考えなければならない事項になります。
様々な節税策を提案してくれますので、税金が高くなってきたと感じたら税理士事務所と契約するタイミングだと思います。
村長は税金が高くなってきて税理士事務所と契約したよ!
まずは自分で記帳をしてみてね!
まとめ

今回は未経験者がセレクトショップを始めるときの注意事項について解説しました。
ポイントは以下の通りです。
小売業で一番重要なのは商品です。
仕入が売上を決めますので、仕入が事業の未来を決めます。
商品の仕入に力を入れてください。
接客には商品知識がある程度必要です。
ただ、人柄によるところが大きいと村長は思います。
裾上げはミシンが必要ですので、ミシンの使い方を学ぶ必要があります。
ネット販売は未経験でも可能です。
写真の撮り方やECサイトの作り方などは自学研鑽が必要です。
最初は分からないことが多いと思いますが、やっていくと慣れていきます。
自分で記帳をしないと、何にいくら使われているかなどの数字が見えてきません。
確定申告は自分でできるので、まずは自分でチャレンジしてください。
セレクトショップは未経験者でもできる業種だよ。
誰でもできる業種ほど継続が難しいから、注意事項を確認してできそうかどうか検討してみてね!
以上、村長でした!
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