
お疲れ様です、EC村長です。
ネット通販で年商1億円を目指す小さな小売店を運営しています。

アパレル業界は流行り廃りがどうしてもありますが、流行り廃りに左右されていると経営が安定しません。
古着ブームの終焉も近いように思いますので、流行り廃りについて書こうと思います。
嫌な思いをしたらもう二度と同じことは繰り返さないと誓いますが、すぐに忘れてしまい、同じ失敗を繰り返したりします。
良く言えば『切り替えが早い』、悪く言えば『忘れっぽい』ですね。
記録をしても改善できないこともあると思いますが、思う事を綴っていきたいと思います。
店舗運営をしているとこういった問題や悩みがあるんだなと、暇つぶしに読んで頂けたらと思います。
古着ブームの終焉で起こること

古着が流行ってから数年経過し、今がピークのように感じます。
ヴィンテージ市場を見てみると、有名なヴィンテージは数百万円という値がつき、価値があるのか分からないTシャツなども数十万円の値がついています。
本当に価値があるものに高額な値段がつくのは理解できますが、年代や歴史の浅いものも高額で販売されるようになっているのが現状です。
こうなってくると「ぼったくり」のような方々も出始めるので、明朗会計ではない怪しい商材になっていきます。
だからこそ流行るという見方もありますが、一般人が購入できる金額を大きく逸脱し始めているので、あと数年のうちに古着ブームは終焉を迎えると村長は思っています。
古着ブームが終焉して起こることを予想していきます。
増えすぎた古着屋の閉店ラッシュ
まずは古着ブームに乗じて開業した古着屋の閉店ラッシュです。
セレクトショップも他の小売業も同じですが、商品が良くなければ売上は伸びていきません。
ですので、レギュラー古着をメインで販売している古着屋の多くは廃業になると予想しています。
アメカジが少しだけ廃れる
また、古着ブームの終焉とともにアメカジというジャンルも多少は廃れると思います。
ただ、アメカジブランドの多くはファンを囲っている印象ですので、売上は下がりますが経営が傾くほどの下がり方はしないように思います。
アメカジのセレクトショップは古着が流行っている今の現状で売上が低いのであれば、流行が去るにつれてさらに売上が減少するので、廃業を迫られるかもしれません。
次のブームが生まれる
アパレル業界は何かしら流行っている(流行りを作っている)状態ですので、次のブームも確実にあります。
ただ、今回の古着ブームのような古着屋がたくさん増えるような大きな流行は今後数年はないと考えます。
流行に流されない経営が大切

流行に左右されると大きく売上が伸びる事もありますが、数年後に売上が全く取れずに廃業に追い込まれます。
流行に左右されない経営が大切です。
流行に左右されないようにするには以下のことに気をつけていくしかないと考えます。
売上の軸を盤石にする
まずは自社の売上の軸を強化していくことです。
売れている商品を細かく分析していくと、どのような商品が自社で強いかが分かってきます。
強い商材を見つけて展開していくことが重要です。
また、たまたま流行りに乗ることはあっても流行っているから何かを取扱うというのはしないのが得策です。
売れる商品をしっかりと見つけること、販路を増やしていくことが大切だと思います。
意味のないことに時間と労力を使わない
創業期や成熟期は意味のないことをしてしまいがちです。
例えばイベント出店などが良い例です。
異業種がたくさん出店しているイベントはターゲットの割合も少ないので参加するメリットはありません。
また、ターゲットが多く集まるイベントに出店すると1日100万円くらいは売れると思いますが、1日数万円程度の売上しか出せないようなイベントにいくら出店しても経営は盤石にはなりません。
弱い店舗と力を合わせるのではなく、自分の店舗だけの力で売上を伸ばしていかなければいけないと村長は思います。
弱い店舗は一点突破しかない
弱い店舗が生き残っていくには一点突破しかありません。
強みを見つけて磨く事が重要です。
商品、店頭、ECサイト、SNS、広告など、成果の上がりそうなところに全ての時間と労力と資金を投入する以外に儲かる方法はないと思います。
村長はECサイトの一点突破でキッカケを作り、商品に力を入れていきました。
まずは何か1つに集中をしてキッカケを作ることが重要なのではないかと思います。
2024年8月4週目のまとめ

今週は流行に左右されない経営について書きました。
古着ブームはあと数年で終わりを迎え、古着屋の閉店ラッシュがやってくると思います。
スモールビジネスの考え方とEC販売を上手に使っていくのが生き残る道ではないかと思います。

村長の仲間も古着屋をやっているから、何とか生き残って欲しいよね!
以上、村長でした。
今週もお疲れさまでした。
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