セレクトショップの運営 セレクトショップ開業

【セレクトショップを経営して学んだこと】売れる商品の条件

本記事はプロモーションが含まれています。



こんにちは、EC村長です。

ネット通販で年商1億円を目指す小さな小売店を運営しています。



村人A

「セレクトショップを経営して学んだことを紹介するシリーズ」だよ。

今回は「売れる商品の条件」について書いていきたいと思います。

EC村長



売れる商品もあれば売れない商品もあります。

売れるブランドと売れないブランドもあります。

売れる商品だけを取り扱えば売上は上がっていきますし、売れない商品を取り扱ってしまうと廃業に追い込まれていきます。

売れる商品を見つけるにはどうすれば良いでしょうか?



今回は、【セレクトショップを経営して学んだこと】売れる商品の条件 について解説します。

セレクトショップを開業したい、セレクトショップを経営している、売上を伸ばしたい、そういった方に読んでいただきたい内容になっています。

当てはまる方は、ぜひ最後までご覧ください。



今回の記事に書かれている内容

  • 売れる商品の条件の大切さ
  • 売れない商品の見分け方



EC村長

実体験に基づいた内容だよ。

全てのセレクトショップに当てはまらない可能性もあるのでご承知おきください。



まずは自社で販売してきた商品を見返す



売れる商品の条件を知るには今まで販売してきた商品のことを振り返ることが重要です。

たくさん売れた商品と全く売れなかった商品があると思いますので、それぞれ売れた理由と売れなかった理由を考えてみましょう。



売れた理由を掘り下げる

売れる商品には理由があります。

理由を考えるときに重要なのは、外的要因です。

例えば、全国紙やTVなどの媒体への露出、価格競争、市場への供給状況、入荷時期などが考えられます。

自社で独自に行っている販売戦略が功を奏す場合もあります。

様々な角度から売れた理由を考察し、売れる条件を調べていくことが大切です。



売れなかった理由を掘り下げる

売れない商品にも理由があります。

多くの場合は売れた商品の理由の逆になりますが、売れる商品の条件に当てはまりながらも、結果は売れなかったという商品も出てきます。

「全国紙などへの媒体にも露出していて入荷時期も良く価格競争も起こっていないが売れなかった」というような場合です。

売れない理由がどこかに存在しているので、その理由を突き止めることが重要です。



知名度のあるブランドが売れるわけではない



これは以前に【セレクトショップを経営して学んだこと】ブランド名があっても売れない でも書きましたが、ブランド名で惑わされないことが大切です。

一般的に売れていると言われているブランドが自分の店舗でも売れるとは限りません。

服好きな人ほどブランド名に惑わされるので、ブランド名ではなく数字で判断をすることが重要です。



自社で売れる商品の条件を見つけることが大切



売れる商品と売れない商品を分析していくと「自分の店舗で売れる商品の条件」が分かります。

村長の店舗の売れる商品の条件もありますが、全ての店舗に当てはまる条件ではありません。

村長の店舗は確実に売れる商品は入荷しますが、数枚しか売れない商品は入荷させません。

100枚売れる商品は入荷させるけど、5枚しか売れない商品は入荷させないという考え方です。

売れる基準がそれぞれの店舗で違うので、売れる条件が変わってきます。

自社の売上に合った売れる条件があり、売れる条件は事業の成長と共に変わっていきます。



感情ではなく理論



セレクトショップの売上を伸ばす1歩目は仕入です。

極端な話ですが、仕入が良ければセレクトショップは潰れません。

仕入に問題があるからセレクトショップが潰れるのです。

仕入は感情ではなく理論が大切です。

「好きだから」「格好良いから」「なんとなく良い」などの感情で仕入を行っているバイヤーは消費者と同じ目線でしか見ることができない三流です。

「なぜこの商品を仕入れるのか?」「いつまでに完売するのか?」「いくら利益を出すことができるのか?」などを考えてから仕入れることが大切です。

それをするには「自社で売れる商品の条件」を知っておく必要があります。

今まで販売してきた商品を振り返って「自社で売れる商品の条件」を考察していくと仕入が変わり、売上が伸びていきます。



まとめ



今回は【セレクトショップを経営して学んだこと】売れる商品の条件 について書きました。

冒頭でも書きましたが、あくまでも村長の経験に基づいた内容ですので、全てのセレクトショップに当てはまる内容ではありません。

仕入はセレクトショップの大きな仕事の1つですので、悩みは尽きないと思いますが「自社で売れる商品の条件」が固まっているのであれば仕入の難しさはかなり軽減されます。

軌道に乗っている店舗も「売れる商品の条件」や「売れない商品の条件」を改めて考えてみると新しい発見があるかもしれません。



EC村長

仕入は難しいよね。

自分なりの理論を作って仕入をアップデートしていくのがお勧めだよ!



以上、村長でした!





2025/7/13

今年の夏も売れない【セレクトショップ運営日記】

7月に入り、いよいよ本格的な夏が始まりました。 気温も湿度も上がり、街も夏休みモードへと向かうこの時期、セレクトショップの店頭はというと……少し寂しさを感じる静けさです。 毎週書いているこの運営日記では、現場の実感や日々の気づきを綴っています。 今週のテーマは「夏は何も売れない」です。 長くこの仕事をしてきたからこそ見えてきた、季節ごとの売れ行きの波や、その中での経営判断について、少し整理してみたいと思います。 夏はやっぱり何も売れない セレクトショップを経営していると、季節によって売上に大きな波があるこ ...

2025/7/6

2025年6月の所感【セレクトショップ運営日記】

お疲れ様です、EC村長です。 ネット通販で年商1億円を目指す小さな小売店を運営しています。 セレクトショップを運営していると様々なことが起こります。 嫌な思いをしたらもう二度と同じことは繰り返さないと誓いますが、すぐに忘れてしまい、同じ失敗を繰り返したりします。 良く言えば『切り替えが早い』、悪く言えば『忘れっぽい』ですね。 記録をしても改善できないこともあると思いますが、思う事を綴っていきたいと思います。 店舗運営をしているとこういった問題や悩みがあるんだなと、暇つぶしに読んで頂けたらと思います。 20 ...

2025/7/3

「売れないモノ」は売らない セレクトショップ成功の分かれ道

セレクトショップを長く経営していると、つくづく実感することがあります。 それは──「売れないモノは、どう頑張っても売れない」という、あまりにも当たり前な現実です。 もちろん、POPを工夫したり、SNSで紹介したりと、販促の努力は必要です。 ですが、そもそも“営業しなければ売れない商品”ばかりを扱っていては、事業として持続しません。 世の中には、営業せずとも売れていく商品、紹介したくなるブランド、自然とファンがつく仕組みがあります。 本当に力を入れるべきは、「売れないモノをどう売るか」ではなく、「営業しなく ...

2025/7/2

仕入の失敗が減る ネクストエンジンで始める売上分析術

セレクトショップを長く経営していると、「この商品、なんとなく動きそうだから多めに仕入れておこう」「去年はすぐ売り切れたから今年は倍にしてみよう」といった“経験則”に頼る場面が少なくありません。 もちろん、現場感覚や肌感覚も大切です。 ただ、売上を安定して伸ばしていくためには、それだけでは限界があります。 私自身、複数のECモールを運営するなかで、「仕入が売上をつくる」という当たり前の事実と向き合い続けてきました。 そして今、仕入を感覚から“データ”に置き換えていくことで、売上の波を平準化させ、在庫の最適化 ...

2025/7/1

セレクトショップのAmazon攻略法

セレクトショップを経営されている皆さまにとって、「次にどの販路を強化するべきか」というテーマは、常に頭の片隅にあるのではないでしょうか。 私自身も、ECサイト運営やモール販売を続ける中で、最近あらためて注目しているのがAmazonでの出品です。 「Amazonは価格競争が激しく、セレクトショップ向きではないのでは?」と感じる方もいらっしゃるかと思います。 実際、私も以前はそう考えていました。 ところが、ある条件が揃ったときに限っては、Amazonが売上拡大のチャンスになり得ることに気づきました。 特に、A ...

2025/6/30

売れる店は始めてる!Yahoo優良配送の対応術

Yahoo!ショッピングに出店している方であれば、一度は耳にしたことがあるであろう「優良配送」。 ここ最近、この優良配送マークが売上に与える影響が無視できないレベルになってきました。 私自身、十数年セレクトショップを運営してきた中で、ECの成長スピードとともに、お客様の「当日・翌日配送」への期待値がどんどん高まっているのを肌で感じています。 特にYahoo!ショッピングでは、検索結果や商品ページにこのマークが表示されるかどうかで、お客様のクリック率や購入率に大きな差が出るようになりました。 一方で、「毎日 ...



-セレクトショップの運営, セレクトショップ開業
-