
今週は月に一度の業績報告で税理士事務所へ行ってきました。
業績自体は順調で、資金繰りにも大きな問題はありません。
ただ、来年の税金試算を見せてもらったところ、その数字のずさんさに驚きました。
ここ数年、同じ税理士に依頼しているのに、実際の業績とあまりにも乖離した数値。
「専門家に任せておけば安心」と思いたいところですが、結局のところ、最終的に責任を取るのは自分です。
税理士に限らず、EC運営やコンサルなども同じ。
頼れるのは自分だけ――そう実感した週でした。
税理士事務所で感じた違和感

今週は月に一度の業績報告で税理士事務所を訪れました。
ここ数年、同じ税理士に担当してもらっていますが、今回ほど違和感を覚えたのは初めてです。
業績は堅調で、資金繰りも問題なし。
むしろ良い流れが続いている状況です。
しかし、提示された来年の税金試算を見ると、あまりにも実態とかけ離れていました。
私の頭の中にある数字と比べて明らかに低すぎる。
売上・粗利・経費、すべてのバランスを把握していれば、もう少し現実的な試算になるはずです。
それだけに、「これで本当に担当して3年以上経つのか」と疑いたくなる内容でした。
月次報告と税金試算のずれ
毎月きちんと月次報告を受けてきたにも関わらず、肝心の税金試算がこの精度では信頼できません。
私自身、日々の数字を細かく追っているため、税理士の提出した数値が“現場感”のない机上の計算に見えてしまいました。
税金というのは、経営の「結果」を映す鏡でもあります。
それを読み間違えると、資金計画にも影響が出る。
小さなずれが、年度末には大きな誤差になることを、私は経験的に知っています。
専門家でも過信は禁物
税理士も人であり、完璧ではありません。
むしろ、他業種の知識や現場感覚が乏しい場合、数字だけを見て判断してしまう危うさがあります。
「専門家に任せておけば安心」と思いたい気持ちはありますが、最終的な責任を取るのは経営者自身。
今回の出来事で、改めて自分で理解し、考え、判断する重要性を痛感しました。
信頼することと依存することは違う――そう感じた瞬間でした。
頼れるのは自分だけという現実

税理士の件に限らず、これまでの経営の中でも「人に任せて失敗した」経験は少なくありません。
もちろん、信頼できる外部パートナーがいれば心強いですが、現実はそう甘くないです。
誰も自分ほど店の状況を細かく理解しているわけではなく、どんなに優秀な専門家でも「経営の一部」しか見ていません。
全体像をつかみ、最終判断を下すのは、結局いつも自分自身です。
結局は自分で学び判断するしかない
顧問税理士をつけても、内容を理解していなければ意味がありません。
数字の読み方を学び、会計の仕組みを把握し、経営判断の根拠を持つことが大切です。
それは決して「専門家を疑う」という話ではなく、「自分の店の舵を自分で握る」という姿勢の問題です。
誰かの判断に頼るほど、経営の精度は落ちていくと私は思っています。
最終的に責任を取るのは経営者である以上、判断の軸は常に自分の中に持っておくべきだと思います。
ECや経営の世界も同じ構造
これは税務に限らず、ECサイトの運営やマーケティングでも同じことが言えます。
「売上が伸びるノウハウ」「効率化できるツール」など、専門家やコンサルが語る言葉の多くは、実際の現場には当てはまりません。
私もこれまでに何度かそうした提案を受けましたが、結果的に自分で考え、自分の手で形にした施策のほうがはるかに成果を出してきました。
結局のところ、現場を一番理解しているのは自分。
だからこそ、自分の経験と感覚を信じて行動するしかないのです。
このブログ自体も、同じように“参考になる部分”と“全く参考にならない部分”があると思います。
それで良いと思っています。
経営に「正解」はなく、それぞれの立場や規模、業種によって最適解は違う。
だからこそ、最終的には自分で考え、自分の手で試すことが何より大切だと感じています。
前向きな選択としての納税

来年の税金は、今年以上に高くなる見込みです。
一見すると気が重くなる話ですが、私はそれを「喜ばしい悩み」と捉えています。
売上が伸び、事業が成長している証拠でもあるからです。
もちろん、節税をまったく意識しないわけではありません。
しかし、無理な節税策や“経費ありき”の支出は、結果的にお金を減らすだけだと感じています。
税金はコストではなく、経営の結果として受け止めるべきもの。
そう考えるようになってから、数字に対する見方も少しずつ変わってきました。
節税よりも売上に直結する投資を
「税金を減らすためにお金を使う」のではなく、「売上を伸ばすためにお金を使う」。
この違いは非常に大きいと感じます。
一時的な節税よりも、仕入れや広告、ECサイトの改善といった“攻めの投資”に資金を回すほうが、長期的に見て確実にリターンがあります。
税理士の提案を鵜呑みにするのではなく、「その支出は本当に意味があるのか?」を自分の頭で考える。
その積み重ねこそが、事業の健全性を高めると実感しています。
税金を払えることは健全な証拠
税金を多く払うことは、つまり利益を上げているということ。
それは経営者として、胸を張っていいことだと思います。
納税を避けるよりも、しっかり稼いでしっかり納めるほうが、ずっと健全で前向きです。
税金を払える体質の店をつくること――それが経営者としての最もシンプルで、そして強い目標なのかもしれません。
今後も私は、節税よりも“成長のための支出”を優先し、結果として税金を多く納められるような経営を目指したいと思います。
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