
気が付くと、いつの間にか40歳を過ぎていました。
起業してからここまで、振り返ると本当にあっという間で、気付けば仕事中心の毎日を過ごしてきたように思います。
事業がうまくいかなかった時期もありましたが、少しずつ状況は好転し、昔に比べればお金の面でも余裕は出てきました。
それでも生活レベルを上げることには、どこか怖さがあり、気付けば以前とあまり変わらない暮らしを続けています。
この生き方が悪いとは思っていません。
ただ、40代に入り、人生も折り返しに差しかかっていると考えると、これからは「守る」だけでなく、「良くしていく」ことにも目を向けたいと思うようになりました。
そんなことを考え始めた、最近の心境について書いてみます。
40を過ぎて感じる変化

40歳を過ぎたからといって、急に何かが変わるわけではありません。
ただ、ふとした瞬間に「このままでいいのだろうか」と考えることが増えました。
体力の衰えを感じる日もあれば、これから先の時間の使い方を意識することもあります。
年齢を重ねたことで、仕事だけでなく、人生全体を少し俯瞰して見るようになったのかもしれません。
気が付けば仕事中心の毎日
起業してから今日までを振り返ると、ほとんど仕事のことしか考えていなかったように思います。
うまくいかなかった時期はもちろん、事業が少しずつ軌道に乗ってからも、「もっと良くしたい」「まだ足りない」と、常に仕事が頭の中心にありました。
結果として、時間の多くを仕事に費やし、気付けば一週間が終わり、また次の週が始まる。
そんな生活が当たり前になっていました。
決して嫌いな仕事ではありませんが、今思うと、もう少し余白があっても良かったのかもしれません。
生活レベルを上げられなかった理由
事業が好転し、お金の面での余裕が出てきても、生活レベルを大きく変えることはありませんでした。
理由は単純で、「また状況が悪くなるかもしれない」という不安が常にあったからです。
一度、うまくいかない時期を経験すると、支出を増やすことに慎重になります。
無理に背伸びをせず、今の生活を維持する。
その選択は間違っていなかったと思っています。
ただ、40を過ぎた今、「守ること」だけを続けるのではなく、自分や家族の人生を少しずつ豊かにしていくことにも、目を向ける時期に来ているのではないかと感じています。
これからは「良くする」意識で

これまでは、事業を続けること、守ることを最優先に考えてきました。
無理をせず、失敗を繰り返さないように慎重に進む。
その姿勢があったからこそ、ここまで続けてこられたのだと思います。
ただ、40を過ぎた今は、同じ「慎重さ」でも少し意味合いが変わってきました。
減らさないための判断ではなく、これからの人生を「良くする」ための選択を増やしていきたい。
そんな意識に、少しずつ切り替わっています。
人生の折り返し地点として考えること
40代は、人生の折り返し地点だと言われます。
これまでどれだけ頑張ってきたかよりも、これからどう過ごすかの方が大切になる時期なのかもしれません。
仕事に全力を注いできたからこそ、これからは自分の時間や家族との時間、そして身体と心のコンディションにも、きちんと目を向けていきたいと感じています。
「いつか余裕ができたら」ではなく、今の延長線上に無理のない形で、少しずつ生活の質を高めていく。
そんな考え方に変わってきました。
健康と豊かさにお金を使うという選択
これからは、単なる消費ではなく、自分の健康や人生を豊かにしてくれるものに、お金を使っていきたいと思っています。
高価なものである必要はありません。
毎日の体調を整えるものや、気持ちに余裕を与えてくれる習慣。
そうした小さな積み重ねが、これからの仕事や人生を支えてくれるはずです。
若い頃のように無理が効くわけではありません。
だからこそ、今の自分に合ったペースで、「良くする」ための選択をしていきたいと思います。
最近の小さな買い物から

「変わっていこう」と考え始めたときに、いきなり大きなことを始めるのは少し違う気がしました。
まずは日常の中で、無理なく続けられそうなことから取り入れてみる。
最近の買い物は、そんな意識の延長にあるものです。
エビオス錠
エビオス錠は、あるYouTubeをきっかけに飲み始めました。
世の中には高価なサプリメントが数多くありますが、医学的なことに詳しいわけでもなく、何を基準に選べばいいのか正直よく分かりません。
そんな中で、著名な医師の方が勧めていたこともあり、まずは試してみようと思い、エビオス錠を選びました。
飲み始めてまだ1カ月ほどですが、現時点では体調が良くなったように感じています。
こういったものは、正直なところ本当に効果があるのか分からない部分もあります。
それでも、体調を意識するきっかけにはなっていますし、しばらくは続けてみようと思っています。
龍馬ビール
アルコールは随分前から飲まなくなりましたが、仕事が終わったあとに気持ちを切り替える「儀式」のような時間は、自分の中で必要だと感じています。
これまでは炭酸水を飲んでいましたが、どうしても飽きが来てしまうことがありました。
そこでノンアルコールビールを検討したのですが、調べてみると添加物が多く含まれているものも少なくありません。
毎日口にするものだからこそ、できるだけシンプルなものを選びたいと思い、国産無添加の龍馬ビールにたどり着きました。
私の住んでいる地域では店頭販売がないため、いつも通販で購入していますが、しっかりとした苦みがあり、飲みごたえも十分で満足しています。
「龍馬レモン」というノンアルコールのビアーカクテルもあるようなので、次回はそちらも試してみようと思っています。
少しずつ整えていくという選択

年齢を重ねると、劇的な変化よりも、日々の選択を少しずつ見直していくことの方が大切なのだと感じます。
仕事に向き合う姿勢はこれまでと変えず、その一方で、体調や気持ちを整えることにも、きちんと目を向けていく。
そうした積み重ねが、これからの事業や人生を支えてくれるのだと思います。
まだまだ試行錯誤の途中ですが、40代は「我慢する時期」ではなく、「整えていく時期」だと捉えながら、無理のないペースで変わっていこうと思います。
2026年夏の反省【セレクトショップ運営日記】
アパレル業界において、8月は暦のうえでは夏真っ只中であっても、実質的には秋シーズンの始まりを意味します。 8月が終わりを告げ、2026年の夏の終わりとともに今年の夏物シーズンの戦いも一段落しました。 今回の夏の業績は、結論からお伝えすると「昨対割れ」という厳しい数字で着地しました。 売上ベースでは前年比で約10%落とす結果となりましたが、私は決してこの数字を悲観していません。 今回は、なぜ売上が落ちても焦らないのか、そして過去の苦い実体験を踏まえた2026年夏の反省点とこれからの防衛戦略について詳しく紐解 ...
鬼門の8月【セレクトショップ運営日記】
セレクトショップの運営において、夏場、特に8月は1年の中で最も売上が伸び悩む「鬼門の月」として知られています。 当店にとっても例外ではなく、例年非常に厳しい戦いを強いられる時期です。 過去の苦い経験が頭をよぎる季節でもありますが、ただ恐怖を感じるだけでなく、なぜ特定の年に売上が著しく落ち込んだのかを客観的に紐解くことで、今年取るべき姿勢や着地予測が見えてきます。 今回は過去のデータを振り返りつつ、今年の8月をどう乗り切るかについて率直な思いを綴ります。 1年で最も売上が落ち込む「鬼門の8月」 アパレル業界 ...
閑散期の過ごし方【セレクトショップ運営日記】
アパレル業界において、7月と8月は1年を通しても最も売上が落ち込みやすい「閑散期」として知られています。 夏物のセールも落ち着き、店頭には少しずつ秋冬の新作が入荷し始める時期ですが、厳しい暑さの中で先物を買いに来てくださる感度の高いお客様はほんの極少数です。 私のセレクトショップでも、例漏れずこの7月と8月は年間で最も売上が落ち込む月となります。 しかし、だからといって焦って無理に売上を追い求めようとするのは逆効果です。 この暇な時期にこそ、次の繁忙期に「しっかりと売れる状態」を作るための万全な準備と、事 ...
営業利益率【セレクトショップ運営日記】
みなさんは、ご自身の会社の「営業利益率」が何パーセントかパッと答えることができるでしょうか。 「そんな細かい数値を見たところで、日々の売上や業績が変わるわけではない」と感じる方も少なくないかもしれません。 実は、かつての私もまったく同じように考えており、目の前の売却や仕入れのことで頭がいっぱいになっていました。 しかし、経営を続ける中でその考え方はガラリと変わりました。 数字を正しく把握することは、ただの計算ではなく、他社と比較して自社が優れている部分や、逆に脆い部分を客観的に突きつけられる経営のコンパス ...
心に休息を【セレクトショップ運営日記】
周りから見れば、私の事業は順調そのものに見えるかもしれません。 売上は立ち、昔に比べればお金の余裕もでき、「好きなことを仕事にして幸せそうだね」と言われることも増えました。 しかし、私自身の心の中は、それとは真逆の場所にあります。 いつからか、どれだけ成果が出てもまったく幸せを感じられなくなってしまい、心はもう限界のすぐ近くまで来ているのです。 今回は「心に休息を」というテーマで、セレクトショップの華やかなイメージの裏側にある私のリアルな葛藤と、この限界から抜け出すために決意したこれからの生き方についてお ...
「忙しい」は経営の敵【セレクトショップ運営日記】
店舗を運営していると、日々さまざまな業務に追われ、「忙しく働いていること」自体に満足してしまいそうになる瞬間があります。 しかし、私が常々思っているのは、忙しさと売上は決して比例しないということです。 セレクトショップ経営において、忙しいからといって必ずしも売上が上がるわけではありません。 今回は、経営にとって実は最大の敵かもしれない「忙しさ」の本質と、私が理想とする店舗のあり方についてお話しします。 「忙しさ=売上が高い」という公式は成り立たない 当たり前のことではありますが、どれだけ売場が賑わっていて ...





