2026年 運営日記 運営日記

リスク分散のため銀行口座を増やしました。【セレクトショップ運営日記】

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今回の運営日記は、お店の裏方のお話、特に「お金の管理」についてです。

私が運営しているセレクトショップでは、これまで主に2つの銀行口座を使ってやり取りをしていました。

ひとつは地方銀行の口座で、一部のECサイトの売掛金回収や、家賃・仕入れなどの経費支払用。

もうひとつは信用金庫の口座で、こちらも売掛金の回収と、税金や人件費の支払いに使っています。

どちらも事業用の普通の口座なのですが、最近、手元の資金のバランスを見て「そろそろ対策をしないといけないな」と思うことがあり、新しく口座をひとつ増やすことにしました。



現在の事業用口座の使い分けと、預金保護制度(ペイオフ)の壁



これまで地銀と信金の2つの口座でうまく回してきたのですが、お店の状況が変わるにつれて、少し気になる点が出てきました。



地銀と信金。2つの口座で回してきたこれまでの事業資金

これまでは、支払いの目的や入金のルートに合わせて、地銀と信金の口座をなんとなく使い分けていれば大きな問題はありませんでした。

どちらの金融機関も長くお付き合いさせていただいており、信頼しています。

ただ、日々の実務の中で、それぞれの口座にプールされる現金の額が少しずつ大きくなってきたことが、今回の見直しのきっかけです。



月の仕入れが1500万円になることも。1000万円の「上限」を意識し始めた理由

ご存じの方も多いと思いますが、万が一銀行が破綻した際、預金保護制度(ペイオフ)で守られるのは「1口座につき元本1000万円までとその利息」です。

うちの店の場合、仕入れが重なる時期だと、月に1500万円ほどの支払いが発生することがあります。

そのため、入金が重なるタイミングなどでは、どちらの口座も預金保護の上限である1000万円を大きく超える金額が一時的に入っている状態になっていました。



ゆうちょ銀行の口座を新設した理由と、決済用口座を選ばなかったワケ



昨年ごろまでは、残高が1000万円前後で推移することが多かったのですが、最近では口座の残高が2000万円を超える日も珍しくなくなってきました。



残高が2000万円を超える日も。リスクを避けるための「3つ目の選択」

もしこの状態で金融機関に万が一のことがあったら、保護されない金額がかなり高額になってしまいます。

「流石に何か対策を打っておかないとまずいな」と考え、今回新たに「ゆうちょ銀行」の口座を開設することにしました。

上限を超えてしまいそうな部分をこの新しい口座に移動させることで、ひとまずは安心して日々の業務に集中できるようになりました。



金利が上がってきた今だからこそ、利息のつかない「決済用口座」は選ばない

実は、既存の口座を「全額保護してもらえる決済用口座」に切り替えるという方法も検討しました。

これなら口座を増やさずに済みますが、デメリットとして金利が一切付かなくなってしまいます。

以前のような超低金利の時代ならそれでも良かったのですが、最近は金利も少しずつ高くなってきています。

そう考えると、わざわざ金利をゼロにしてしまう決済用口座にするメリットは薄いな、と判断しました。



これからの資金の置き場所。さらなる口座分散か、投資信託か



ひとまず今回のゆうちょ銀行で当面の引っかかりは解消できましたが、これからも状況は変わっていくはずです。



預金が増えれば、さらに別の銀行口座を増やすというやり方

今後、さらに事業資金に余裕ができて預金が増えてきたら、今回と同じようにまた別の銀行口座を新設して、1000万円ずつ小分けにしていくのが一番シンプルなやり方だと思っています。

少し管理の手間は増えますが、確実に元本が守られるという安心感には代えられません。

地道ですが、確実にお守りを増やしていく感覚です。



証券口座を活用し、投資信託として資金を保有する選択肢

もうひとつの方法として、ただ銀行に預けておくだけでなく、証券口座に資金を移して投資信託を購入するというやり方も考えています。

もちろん投資なので相場が悪ければ一時的にマイナスになるリスクもありますし、本業が不調で急に現金が必要になったときに株価が暴落していたら、「やらなきゃよかった」と後悔するかもしれません。

ただ、現金のまま寝かせておくよりは、将来的に大きく育つ可能性もあるため、非常に悩ましいところです。



事業の安定に合わせて、お金の守り方もアップデートしていく



今回の件は、いわば「幸せな悩み」ではありますが、お店をより長く、盤石な状態に保つためには避けて通れない大切な作業です。

どの方法が一番自分の店に合っているのか、現預金と運用のバランスをどうしていくべきか。

これからも焦らず、時代の変化や金利の動きを見ながら、じっくりと考えて体制を整えていきたいと思います。






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