
今年も事業主にとっては非常に重い時期が始まりました。
いわゆる「納税ラッシュ」のスタートです。
4月末に昨年度分の所得税と消費税の大きな納付を終え、5月こそ支払いはありませんでしたが、今月から11月までは毎月のようにまとまった税金の支払いが続きます。
業績が好調であることはありがたい反面、その分だけ手元から出ていくキャッシュの額も大きくなります。
今回は、これから年末にかけて口座から引かれていく我が店のリアルな納税スケジュールと、手元の現預金管理における率直な心境について書きたいと思います。
6月から11月まで息つく暇なし。我が店のリアルな納税スケジュール

今月から年末にかけて、毎月のように大きなキャッシュアウトが確定しています。
6月・7月:現在進行形の住民税と、100万円超えが重なる予定納税・労働保険
まずは今月、住民税の第1期の支払いからラッシュが幕を開けました。
そして来月7月には、所得税の予定納税(第1期)が控えています。
これだけでも大きな金額ですが、ここに従業員の所得税の納付や労働保険料の支払いも重なってきます。
小さな規模の店舗とはいえ、この月だけで一気に100万円以上の支払いが確定しているので、毎年この時期は本当に嫌になります。
8月・9月:忘れた頃にやってくる個人事業税と、痛すぎる消費税の中間納付
続く8月は、住民税の第2期に加えて、個人事業税の第1期がやってきます。
個人事業税は、お店が儲かっていなかった頃には縁のなかった税金ですが、いつの間にか年に2回、結構な痛手となる金額が引かれるようになりました。
そして9月には、消費税の予定納税があります。
こちらも当然のように100万円を超える支払いになるため、口座の数字を見るのが辛くなる時期です。
10月・11月:さらに続く住民税、そして11月の100万超えラストスパート
10月に入っても息を抜く暇はなく、住民税の第3期がやってきます。
ここまで毎月引かれ続けると、流石に言葉になりません。
そしてラッシュの締めくくりとなる11月には、所得税の予定納税(第2期)と個人事業税の第2期が同時に押し寄せます。
ここでも100万円ほどの納税が待っており、ようやくこれで今年の大きな山場を越えることになります。
業績好調だからこその重みと、現預金管理のリアルなプレッシャー

税理士さんが計算してくれた年間の納税総額はすべて頭に入っていますが、やはり実際の資金移動を前にするとプレッシャーがかかります。
「儲かっていなかった頃」にはなかった、税金の圧倒的な存在感
これだけの税金を納められるということは、事業がしっかりと利益を出せている証拠であり、本来は喜ぶべきことです。
昔の利益が出ていなかった頃を思えば贅沢な悩みですが、手元からこれほどの現預金が消えていく恐怖というのは、いくら経験しても慣れるものではありません。
改めて、日本の税金の重さを身に染みて感じています。
5月・6月の昨対割れと、これから本格化する「仕入れ(在庫)」への資金移動
特に気になるのが、直近の5月と現在の6月の売上が、昨年の同時期と比べて少し届いていない(昨対割れしている)という点です。
これから秋冬物に向けて仕入れが本格化するため、手元の現預金はどんどん「在庫(商品)」へと姿を変えていきます。
この仕入れのピークと納税ラッシュが完全に重なるため、現預金が枯渇しないかという緊張感は常にあります。
キャッシュを枯渇させずに乗り切る

月次決算で数字を先回りして把握していても、実際に口座から大金が引かれる瞬間はやっぱり痛いものです。
月次で数字を把握していても、実際に口座から引かれる瞬間はやっぱり痛い
税金として消えていくお金は、あらかじめ分かっている確定した数字です。
だからこそ、そこに感情を挟んでも仕方がありません。
これから仕入れとかさなる納税の二重苦になりますが、手元のキャッシュフローをこれまで以上にシビアに管理し、なんとかこの半年間をコントロールして乗り切るしかありません。
全国の経営者の皆さん、この下半期もなんとか一緒に踏ん張っていきましょう!
お店を運営している以上、税金からは絶対に逃れられません。
しっかりと稼いで、しっかりと納める。
これが事業を長く続けていくための王道です。
夏から秋にかけて、胃の痛い日々が続きますが、これも店をさらに強くするための試練だと思って乗り越えます。
全国の経営者の皆さん、この下半期もなんとか一緒に踏ん張っていきましょう!
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